デリバティブ取引には大きく分けて2つの特徴があります。 デリバティブ取引の特徴その1デリバティブ取引には,現物(原資産)取引と異なり,基本的に取引時点でも元本の移動は発生しないという特徴があります。 |
デリバティブ取引の元本金額は想定元本金額と呼ばれ,利息や権利の値段を計算するためだけのバーチャルな存在でしかありません。
実在しない元本金額を介して,将来的な価値の変化をやりとりする商品,それがデリバティブです。
したがって,原資産を取引する場合に比べて,少額で大きな元本を取引したのと同様な効果を得ることができ,これをレバレッジ(=てこの原理)効果といいます。なぜ,「てこの原理」というかというと,文字通り,小さな資金で大きなモノを動かすことができるからです。
もう1つの特徴として,期限が存在することが挙げられます。
これは,売却をせずに「塩漬け」をすることができないことを意味します。
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