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デリバティブ取引の特徴

 

デリバティブ取引には大きく分けて2つの特徴があります。

価格変動のリスクが同じ程度であるにもかかわらず,デリバティブ取引だけが他の金融商品と比べて,極端に危険な金融取引
と認識されているのもこの特徴に理由があります。
 

デリバティブ取引の特徴その1

デリバティブ取引には,現物(原資産)取引と異なり,基本的に取引時点でも元本の移動は発生しないという特徴があります。

デリバティブ取引の元本金額は想定元本金額と呼ばれ,利息や権利の値段を計算するためだけのバーチャルな存在でしかありません。
実在しない元本金額を介して,将来的な価値の変化をやりとりする商品,それがデリバティブです。

したがって,原資産を取引する場合に比べて,少額で大きな元本を取引したのと同様な効果を得ることができ,これをレバレッジ(=てこの原理)効果といいます。なぜ,「てこの原理」というかというと,文字通り,小さな資金で大きなモノを動かすことができるからです。

デリバティブ取引の特徴その2

もう1つの特徴として,期限が存在することが挙げられます。
これは,売却をせずに「塩漬け」をすることができないことを意味します。

ドル高を予想してドル定期預金をした人は,予想外の円高に直面した場合,満期が到来しても円に転換せずにドルのまま「塩漬け」することができます。これに対して,為替デリバティブでは,決まった期限までに必ず決済(「ポジションの手仕舞い」といいます。)する必要があるのです。


デリバティブについて詳しくはこちら

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